2025年5月上旬の日々
- Kamome Kamoda
- 5月10日
- 読了時間: 4分
更新日:5月13日

屋外のもろもろを終わらせるため、5月の初めはずっと外へ出ていた。住む前からずっと壊れていた畑の小屋を修理したり(夫がしてくれた、ありがとうね)、新しい畝を作ったり、モルタルでステップを作ったりと、なかなかの大仕事だった。

それこそなかなかにパワーを使うので、家のことがどんどんおそろかになっていくけれど、良い達成感を味わった。
「掃き清める」と言うけれど、それは掃くという行為によって、その場所に心を浸透させるような感じがする。家に安心や心地よさを感じていくには、掃除や、DIY、模様替えなどを通してこのステップを踏んで、自分たちの色に染め上げているんだろうと思う。そしてこの時の心は、自分がどう生きたいか、どういう心持ちでありたいかみたいな、未来の遠い場所へ向かって風を通すような形をしているんだろうな。
自然と前を向いて歩くような、ポジティブなことに感じる。私は家を作るのがとても好きだ。
⋆͛ 5月2日(金)の作り置き

・裏の畑のおじさまにいただいた早生たまねぎのサラダ
・ズッキーニと豚肉の炒め物
・畑で採れたパセリのパセリカレー
・ゆでたまご
・近所のお姉さまにいただいたさつまいもとアスパラガスの炒め物
・茄子と鶏肉の揚げ浸し
・えのきの肉巻き
・生姜麹
・生姜の甘酢漬け
・カラムーチョとにんじんのサラダ
屋外で作業していると、近所のみなさんが声をかけてくれたり、時に野菜をくれたりする。それがもう嬉しくて、野菜は甘くて美味しくて、いつもとても有難い。
新生姜が安く売っていたので、作ってみたかった生姜麹と、いつもの生姜の甘酢漬け(ガリ)を作った。甘酢漬けは、新鮮なトマトと鰹節と、ちょっとの醤油で和えると絶品なので、この時期に作っておくのが吉◎
忙しくて外食が増えていたので、作り置きが作れて安心した。
⋆͛ 5月8日(木)の作り置き

・豚肉のカリカリ串(冷凍へ)
・キャベツと豚肉の炒め物
・きゅうりと昆布の漬物
・もやしの肉巻き(冷凍へ)
・きゅうりとわかめの酢の物
※写真外:生姜焼き(冷凍へ)
週明けから雨が続いて、畑の疲れもたたって、少し体調の悪いGWを過ごしていた。へろへろのままどうにか衣替えを終わらせると、GW明けにはカーンと良い晴れで、そのタイミングで車の塗装をした。
これが大変面白くて、ローラーで壁塗りをするのが得意な私は夫に「なんでそんなに上手いん...?」と何度も言われ上機嫌に。単純だなぁと自分でも思う。おかげで随分と元気になった。
コストコで大きな豚肉のパックを買ったので、元気ない時に消費した冷凍ストックと少しの作り置きを作った。コストコは毎度行っても3品くらいしか買わないんだが、それが私たちには一番合っているように思う。
⋆͛ 5月9日(金)の作り置き

・鶏肉、椎茸、人参の煮物
・スナップエンドウを茹でたの
・カボチャの焼いたの
・豚肉を茹でたの
・裏の畑のおじさまにいただいたレタスを洗ったの
・タコミート
・きゅうりの漬物
・カボチャのサラダ
車の塗装を最後に、屋外の仕事は一旦全て終了した。家事や制作に戻っていけるのが嬉しいものの、疲れが溜まって動きにくかったところに、友人から電話がかかってきた。
彼はこれまでも一緒にものを作ってきた仲間でもあるが、今や対等に互いの柔らかい部分を支え合える友人である。ちなみに電話は毎回3〜4時間してしまう。これは契機!と彼と電話しながら山ほど作り置きを作った。
人と話しながらだと一気に片付くのってなんでなんだろう。話に集中して、とても面白い話を聞いたり、話したりしている間に、手が勝手に作っていくような感じ。
遠い場所に住んでいるのに、自分の人生と並走してくれる友人たちには本当にいつも助けてもらっている。ありがとうね。
先月末からこっち、だいぶ家のことをやってきたので、切り替えて仕事をどんどん進めていきたい。夫はもうバシバシ仕事をしていて、とても綺麗に切り替えられている様子で素敵。
翻って私は、まだやり残したことがあるかのようにもやんとしている気がする。
どうしよう〜とニノ(猫)のふわふわした毛並みに顔を突っ込むと、彼からは窓辺から入ってきた外の香りがした。春が深まって、初夏に入ろうとしている香り。身じろぎするニノは、今日も頑張って生きている。ニノのようにありたい、と思う。