2025年5月中旬の日々
- Kamome Kamoda
- 6月12日
- 読了時間: 4分
⋆͛ 5月11日(火)のごはん

・カリオストロのミートボールパスタ
突然食べたくなって作ったミートボールパスタ。私はいつもミートボールのタネに、たっぷりのバジルとニンニク、少しのローズマリーと塩を混ぜて作る。美味しいのでオススメ!
制作しなきゃならないのに、なかなか机に向かえない。日々を溶かすようで嫌なので、毛布を洗ったり、ぬいぐるみを干したりしていた。
机に向かえないことは1週間前くらいから気づいていた。なんとなく意識しながら、でも掘り下げずいたけれど、奥底に潜む恐怖を見つめなきゃ解決しないだろうな。
⋆͛ 5月13日(火)の作り置き

・味付け卵
・椎茸の肉詰め
・ズッキーニ焼いたの
・キャベツ
・鶏肉のトマト煮
・ハンバーグ
・茄子の照り焼き
月末の友人の結婚式に向けて、服を縫っていた。薄いピンクベージュの綺麗な着物の反物で、大きめの赤い花の模様がある。真ん中は薄い水色になっていて、それもとても可愛いので、そのまま着物風のドレスに。
しかし、いざ完成して着てみると「あれ!?」と声が出るくらい私の肌の色に似ている生地で、鏡にはいつものまんまるの身体がよりまんまるになった私が写っていた。これは....結婚式には向かないね............。
⋆͛ 5月15日(木)に作ったもの

・ローズマリー、ホワイトセージ、ヨモギのスマッジスティック
やっと机に向かえて、ハーブ仕事を少し。
制作に向かいにくい時、
ハーブガーデンを触る
↓ハーブに関する仕事をする
↓ハーブの絵を描く
制作をする
この順番だと制作に進んでいけるようだ。覚えておきたい。
⋆͛ 5月16日(金)の作り置き

・ズッキーニとほうれん草、ウィンナーの炒め物
・トマトと生姜の甘酢漬けの和え物
・きゅうりとしらすの酢の物
・サーモンとポテトのグラタン
・かき揚げのための下拵え
・天ぷらのための下拵え
・パスタのための舞茸のマリネ
・きゅうりの漬物
・ズッキーニと鶏肉のハニーマスタード焼き

・トマトチキンカレー
・スナップエンドウ茹でたの
・餃子
我が家は3日に1回作り置きをするのがちょうどいいのだけれど、4日に1回にできないかと大量に作ってみた。
大きなズッキーニがとても安くて、夏に入ろうとしているんだなぁと思う。
どのくらい保つのか検証!
⋆͛ 5月17日(土)のお菓子

・ちょっと焼きすぎたスコーン
・型抜きクッキー
ニノ(愛猫)の気配が、いよいよ狭間にいるような感じになってきて、最期のケアを聞くために病院へ行ってきた。
先生からも夏までもたないでしょうと告げられたが、私たちはここ1週間ほどではないかと考えていたくらい、彼は弱っているように見える。
先生が、人間の食べ物でもいいので、好きなものを食べさせてね、と言ってくれたので、帰りの車の中で夫と何がいいかを相談した。ニノはいつも人目を盗んでは私の焼いたスコーンやクッキーを食べようとするので、砂糖をほぼ入れずに(猫は甘味を感じないし、たくさん食べると嘔吐や下痢をしちゃう!)それらを作ろうと話した。話しながら、本当に、もう最期なんじゃないか、と涙がばたばた出てきてしまって、そんな私の頭を、夫はずっと撫でてくれていた。
クッキーもスコーンも、喜んで食べていたニノは、とても可愛いかった。いっぱいいっぱい食べてほしい。
⋆͛ 5月19日(月)のニノ(猫)

それでもまだ、細く、食べない体で、ニノは窓辺まで行って風の匂いを嗅いでいる。
私はもう気がそぞろになってきて、なかなか仕事に集中できないけれど、ニノが生きている事実や、共に風を感じている事実に、激しい愛しさと切なさを胸に抱く。自らの体の隅々まで、今この時に存在している愛しさを行き渡らせたい。同じ風を感じているという、風を、時を、“共有している”という稀有な出来事を忘れないでいたい。
ニノのことで「これをこうしよう」などと提案する時、あるいは「今日ニノが〇〇をしていた」などと報告する時、夫が毎回私の肩を抱くようになった。ひとりでぐっと心に覚悟を深めている最中、そこに温かな体温が入ると、独りよがりな肩肘を張った覚悟ではない、やわらかで少し祈りの含まれた覚悟になっていく気がする。夫のそういうところを、心から信頼し、尊敬する。
あと少しかもしれないけれど、めいっぱいみんなで愛していると言い合いたい。